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世界遺産・石見銀山の見どころは?人気の観光スポットを巡る日帰り観光プランと所要時間

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龍源寺間歩 中国
はまこ
はまこ

こんにちは、旅ブロガーのはまこです。
今回は石見銀山を巡るおすすめ観光プランをご紹介します。
 ・石見銀山のモデルコースが知りたい

 ・石見銀山の観光スポットが知りたい
 ・石見銀山の所要時間が知りたい
 ・石見銀山の効率的なまわり方が知りたい

そんな方必見の記事ですよ♪

島根県・大田市にある「石見銀山(いわみぎんざん)」は、2007年に世界遺産に登録された「歩く世界遺産」として人気の観光スポットです。

石見銀山は1527年に発見され、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山で、当時、良い銀がたくさん取れることで海外でも知られており、スペイン人は日本の事を「銀の島」と呼んでいたそうです。

世界遺産として登録された3つのポイントは、

  • 石見銀山の銀が世界の経済や文化交流に大きな影響を与えた
  • 銀を生産していた時の坑道の跡や工房などが遺跡として綺麗に残っている
  • 銀を運んだ街道や銀を積み出した港などが残っていて、鉱山町や港町には今も地域住民の生活の場となっている

以上が石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産に登録された理由です。

鉱山遺跡としてはアジア初、日本で14番目の世界遺産なんですよ。

石見銀山は、「間歩」と呼ばれる坑道跡や銀によって栄えた大森の町並みを散策できる観光スポット。

そんな見どころいっぱいの世界遺産・石見銀山の人気の観光スポットを日帰りで巡る観光プランを所要時間や移動方法、アクセスなど含めご紹介しますのでぜひご覧ください。

【世界遺産・石見銀山】人気の観光スポットを巡る日帰り観光プラン&所要時間

石見銀山公園入口

この記事では、世界遺産・石見銀山のメインのスポットを効率よく巡る観光プラン&所要時間を詳しくご紹介します。

私がそうだったのですが、石見銀山って間歩(坑道跡)の事だと思ってませんでしたか?
鉱山の遺構、城跡、物資を輸送した街道、銀を輸送するための港、鉱山町、温泉津温泉などすべてひっくるめて「石見銀山」と呼ばれています。

まずは「石見銀山世界遺産センター」で情報をゲットした後、龍源寺間歩、大森の町を巡るプランです。

晴れならレンタサイクル(電動推奨)、雨ならぎんざんカートを利用しましょう。

石見銀山公園から龍源寺間歩までは約2.3kmですが、坂道を上がっていくので徒歩だと結構しんどいです。

往復どちらかだけでもぎんざんカートは利用した方がいいかもしれません。

体力に自信のある方や、石見銀山公園から龍源寺間歩までの「銀山地区」の遊歩道を散策するなら徒歩でのんびりも良いですね。

関西弁ひよこ
関西弁ひよこ

晴れるの祈っとこ

世界遺産・石見銀山 日帰り観光プランの主な流れ

午前
・石見銀山世界遺産センター
・清水谷製錬所跡
・龍源寺間歩
・佐毘売山神社

午後
・羅漢寺 五百羅漢
・城上神社
・いも代官ミュージアム
・勝源寺
・熊谷家住宅
・観世音寺
・旧河島家

【午前】世界遺産・石見銀山で人気の観光スポットを巡る日帰り観光プラン&所要時間

石見銀山 観光プラン【午前編】
  • 午前①
    石見銀山世界遺産センター
    世界遺産センターの模型
    銀を作る工程の模型

    石見銀山を散策する前に、まずは「石見銀山世界遺産センター」で石見銀山の知識を少し頭に入れておきましょう。

    石見銀山世界遺産センターでは、石見銀山の歴史が分かる写真資料、映像の他に、石見銀山全体が見れるジオラマや町を再現した模型、銀を作る工程の模型、銀のレプリカなどが展示されています。

    30kgの純銀インゴットを実際に触って重さを感じてみたり、VRを利用した臨場感あふれる映像体験なども。

    展示品を見るだけではなく、「丁銀キーホルダーづくり」「長銀ストラップづくり」「プラ板丁銀キーホルダーづくり」「プレミアム丁銀づくり」「比重選鉱 銀さがし」など、有料ですがいろいろな体験をする事もできますよ。
    ※メニューによっては前日までの予約要

    また、オフシーズン以外の金土日祝・お盆期間には、石見銀山最大級の坑道跡・大久保間歩のツアー(1日4回、各回20名限定)が世界遺産センターから出発しています。(有料)

    ツアーは催行日の5日前までに予約が必要です。
    ※空きがあれば当日でも受付可能

    個人では普段入る事ができないし、ガイドさんの詳しい説明も聞けるので、時間が合えばぜひ参加してみてください!
    ツアー詳細はこちら

     

    石見銀山世界遺産センター
    住所 島根県大田市大森町イ1597-3
    TEL

    0854-89-0183

    休館日

    毎月最終火曜日、年末年始

    開館時間

    8:30~17:30
    展示室/9:00~17:00(最終受付16:30)
    ※3月~11月は30分延長

    料金

    大人 310円、小中学生 150円

    所要時間

    約30分(体験なしの場合)

    アクセス

    バス:「JR大田市駅」から乗車、「世界遺産センター」下車
    (乗車時間:約33分、運賃:760円)
    ※ICカード使用不可

  • 午前②
    清水谷製錬所跡
    清水谷製錬所跡
    清水谷製錬所跡
    世界遺産センターから「大森代官所跡」バス停で降り、バス停近くの「レンタサイクル河村」で電動自転車を借りましょう。
    龍源寺間歩」へ向かう道は上りの坂道なので電動自転車を強く推奨します!

    石見銀山は大きく「銀山地区」と「町並み地区」のエリアに分かれています。
    この記事の観光プランでは、先に銀山地区をまわります。

    清水谷製錬所跡」は、龍源寺間歩へ向かう途中の遊歩道側にありますが、遊歩道は自転車通行はできないので近くに自転車を停めて徒歩で向かってください。

    清水谷製錬所跡は、藤田組が採掘権を取得し、巨額の資金を投入して明治時代に銀山の再開発のために造られた製錬所の遺構です。

    先端的な採掘設備や製錬方法を導入しましたが、鉱石の質が悪くすでに枯渇状態であったため、わずか1年半で閉鎖となりました。

    建物はもうありませんが、斜面に残る石垣などから当時の面影を感じられます。

    石見銀山 清水寺
    清水寺

    清水谷製錬所跡から徒歩5分ほどの場所に「清水寺(せいすいじ)」という古いお寺があり、ずらりと家紋が並んだ本堂の格天井も見どころなので、ついでにどうぞ。

    清水谷製錬所跡
    住所 島根県大田市大森町銀山ホ203
    所要時間

    約5分

    アクセス

    ・「大森」バス停から徒歩約20分
    ・ぎんざんカート「清水寺前駐車場」停留所下車

    はまこ
    はまこ

    ガイドマップは銀山公園内の大森観光案内所で入手してね

  • 午前③
    龍源寺間歩
    龍源寺間歩全体
    冷気が漂う間歩入口
    龍源寺間歩内
    龍源寺間歩

    石見銀山観光と言えば、みなさんご存じ「龍源寺間歩」が一番の有名観光スポット。

    間歩」とは、銀鉱石を採掘するための坑道の事で、石見銀山には1000近くの間歩が点在しています。

    龍源寺間歩」(約600m)は現在常に一般公開されている唯一の間歩で、大久保間歩(約870m)に次ぐ大坑道で昭和18年まで稼働していました。

    間歩の壁面には、当時のノミの跡がそのまま残っており、「ひおい坑」と呼ばれる鉱脈を追って掘り進んだ小さな坑道や、坑内に溜まった水を排水するための「竪坑(たてこう)」なども見られます。

    出口へ繋がる新坑の右側には「石見銀山絵巻」が展示されていて、当時の坑内の様子を知る事ができますよ。

    関西弁ひよこ
    関西弁ひよこ

    坑内は夏でもちょっと寒いんやて

    龍源寺間歩
    住所 島根県大田市大森町ニ183
    TEL

    0854-89-0347(出口管理棟)

    定休日

    元旦

    営業時間

    3~11月 9:00~17:00
    12~2月 9:00~16:00
    (最終入場は10分前まで)

    料金

    大人410円、小中学生210円

    所要時間

    約20分

    アクセス

    ・「清水谷製錬所跡」から徒歩約10分
    ・「大森」バス停から徒歩約45分
    ・ぎんざんカート「龍源寺間歩入口」停留所下車

  • 午前④
    佐毘売山神社
    佐毘売山神社(出典:島根県西部公式観光サイト)

    佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)」は、龍源寺間歩の出口と駐輪場の間にある古色漂う神社です。

    100段の石段を上がると、巨石の上に社殿が鎮座しており、鉱山神を祀る神社としては日本最大級の社殿なのだとか。

    鉱山の守り神である「金山彦命(かなやまひこのみこと)」が祀られ、地元では「山神宮」「山神さん」と親しみを込めて呼ばれています。

    樹々の香り漂う境内は静かな空気が流れています。

    佐毘売山神社
    住所 島根県大田市大森町 銀山ホ393
    TEL

    0854‐88‐9950(大田市観光協会)

    所要時間

    約15分

    アクセス

    ・「龍源寺間歩」出口から徒歩約3分
    ・「大森」バス停下車、徒歩約30分
    ・ぎんざんカート「高橋家住宅」停留所下車

【午後】世界遺産・石見銀山で人気の観光スポットを巡る日帰り観光プラン&所要時間

大森の町並み
大森の町並み

石見銀山は大きく「銀山地区」と「町並み地区」のエリアに分かれています。

午後のコースは町並み地区の観光となりますので、観光スポットの施設以外にも江戸情緒あふれる町並みの景観も楽しんでくださいね。

樹々の香りが漂い、写真スポットとしても素敵な場所ですよ。

関西弁ひよこ
関西弁ひよこ

ええ感じのとこやな~

石見銀山 観光プラン【午後編】
  • 午後①
    羅漢寺 五百羅漢
    羅漢寺山門
    羅漢寺の山門
    レンタサイクルの電動自転車は2時間700円なので、自転車を返却する時にまだ時間が余っていれば返却前に羅漢寺に寄ると効率が良いですよ。

    石室山 羅漢寺」は、25年かけて五百羅漢が造られた後、五百羅漢を護るために建立された高野山 真言宗のお寺です。

    ご本尊は阿弥陀如来。

    五百羅漢だけを参拝する場合も、羅漢寺の拝観受付窓口にて拝観料が必要です。

    銭洗い弁天
    銭洗い弁天

    境内には「銭洗い弁天」があり、弁財天様が見守るこの弁天池でお金を洗うと財運が高まると言われています。

    ぜひお金を洗って福を呼び込みましょう。

    本堂では、子授け・安産・知恵が授かるといったご利益があると言われている「胎内くぐり(仏像の胎内や洞穴などをくぐり、生まれ変わりの疑似体験をする事)」が体験できます。

    その後に、その先にある「裏見の羅漢(縁切り羅漢)」で悪縁を断ち切り、五百羅漢で新しい良縁を結ぶという順路でお参りすると良いそうです。

    本堂の龍の天井絵も見どころですのでお忘れなく!

    羅漢寺天井絵の由来
    その昔銀山では、三百水を住居とする双龍が、毎夜村人を襲い困り果てていた。民の困窮を見かねた高僧、月海浄印(羅漢寺の開祖)が「このままでは五百羅漢建立の妨げになる」と思い、真言密教の法力を用いて龍を退治した。 三日三晩に及ぶ壮絶な戦いだったと伝え聞く。後に羅漢寺建立の際、本堂の天井に護摩の灰で描かれ封印した。年月と共に灰も薄れ、龍の封印が解けそうになったとき、中島某という絵師(一説によると葛飾北斎の雅号という説もある)により描きなおされ今日に至る。

    羅漢寺公式HPより
    五百羅漢
    五百羅漢

    羅漢寺本堂の正面の反り橋を渡った石窟内には「五百羅漢」と呼ばれる500体の羅漢像が安置されています。

    五百羅漢とは、お釈迦様に従っていた500人の弟子のことで、世間一般の感情や欲望はすべて超越しているが、仏・菩薩の境地には未だ到達せず、我々人間と仏の間の存在なんだとか。

    羅漢寺の五百羅漢は過酷な銀山の採鉱により亡くなった人々や先祖を供養するために造られたもので、亡くなった父母や近親者に似た像に会えると言われています。

    はまこ
    はまこ

    石窟の中は写真撮影禁止です

    石室山 羅漢寺
    住所 島根県大田市大森町イ804
    TEL

    0854-89-0005

    定休日

    不定休

    営業時間

    9:00~17:00

    料金

    大人500円、小人300円

    所要時間

    約30分

    アクセス

    ・「大森」バス停下車、徒歩約1分
    ・ぎんざんカート「大森」停留所下車

  • 午後②
    城上神社
    城上神社
    拝殿
    城上神社天井画
    拝殿の天井画

    城上(きがみ)神社」は、石見銀山の支配権を持つ毛利元就が1577年に町を災難から守るために建てた神社です。

    ご祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)。

    現在の拝殿は、火災後に再建した当時のもので、入母屋造(いりもやづくり)瓦葺きという特徴的な屋根を持ち、島根県指定有形文化財(建造物)となっています。

    格天井には家紋が並び、「鳴き龍」と呼ばれる極彩色の迫力のある龍が描かれています。

    龍の真下で手を叩くと音が共鳴し、龍が鳴いているような不思議な音が聞こえるのだとか。

    はまこ
    はまこ

    社殿の裏の祠には4つのハートマークが♡

    城上神社
    住所 島根県大田市大森町イ1477
    TEL

    0854-88-9950(大田市観光協会)

    所要時間

    約15分

    アクセス

    ・「大森代官所跡」バス停から徒歩約3分
    ・ぎんざんカート「熊谷家住宅前」停留所下車

  • 午後③
    いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)
    石見銀山資料館(大森代官所跡)
    石見銀山資料館(大森代官所跡)

    いも代官ミュージアム石見銀山資料館)」は、江戸幕府の代官所跡に建てられた旧邇摩郡役所をそのまま利用した資料館です。

    「いも代官ミュージアム」は、さつまいもで大飢饉から人々を救った名代官・井戸平左衛門の愛称が名前の由来となっています。

    石見銀山に伝わる歴史文化資料、銀山の技術や暮らしを紹介する鉱山生活資料、鉱物標本など約300点を展示。

    また、1815年に建てられた表門と門長屋は、全国的にも珍しい代官所の建築物として国の史跡にも指定されており、展示品だけではなく代官所の遺構も楽しむことができる施設となっています。

    はまこ
    はまこ

    日本最古のマスクと言われる「福面」も見れますよ

    いも代官ミュージアム
    住所 島根県大田市大森町ハ51-1
    TEL

    0854-89-0846

    定休日

    火・水曜日、年末年始

    営業時間

    9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)

    料金

    大人550円、小人250円

    所要時間

    約30分

    アクセス

    ・「大森代官所跡」バス停下車、徒歩約1分
    ・ぎんざんカート「熊谷家住宅前」停留所下車

  • 午後④
    勝源寺
    勝源寺
    勝源寺

    勝源寺(しょうげんじ)」は、1601年に建てられた浄土宗のお寺です。

    境内には銀山の奉行や代官18名の位牌や、東照宮には家康公を初め12代までの歴代将軍の位牌が安置され、1867年に建てられた本堂には、ご本尊の阿弥陀如来像が鎮座しています。

    他にも欄間彫刻、羅漢図、キリシタン地蔵、マリア像、市の指定文化財になっている徳川家康並びに十六将図などが展示されています。
     
    山門には地元の職人による精工な彫刻が施されており、勝源寺の見どころとなっています。

    はまこ
    はまこ

    無料で鎧の試着体験もできますよ!

    勝源寺
    住所 島根県大田市大森町イ430-1
    TEL

    0854-89-0252

    拝観日

    毎週土日
    ※その他の曜日は電話予約要(090-1010-4862)

    休館日

    月曜~金曜、年末年始(臨時休館あり)

    営業時間

    10:00~17:00

    拝観料

    大人400円、小人100円

    所要時間

    約20分

    アクセス

    ・「大森代官所跡」バス停から徒歩約5分
    ・ぎんざんカート「熊谷家住宅前」停留所下車

  • 午後⑤
    熊谷家住宅
    熊谷家住宅
    熊谷家住宅

    熊谷家住宅」は、1801年に建築された、鉱山業や酒造業、代官所の御用商人などを務めた町並み最大の商家です。

    敷地は約1500㎡で主屋と5つの蔵と納屋からなり、部屋数は約30と大規模な民家建築で、1998年に国の重要文化財に指定されています。

    日本住宅の美しさを表現した熊谷家住宅では、多くの部屋が開放され、石見銀山が栄えた時代の当時の暮らしぶりをうかがい知る事ができます。

    今でも季節や行事に合わせて建具や調度品のしつらいを替えているので行く度に異なった表情が楽しめますね。

    熊谷家住宅
    住所 島根県大田市大森町ハ63
    TEL

    0854-89-9003

    休館日

    毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(臨時休館あり)

    営業時間

    9:30~17:00

    料金

    大人520円、小人100円

    所要時間

    約30分

    アクセス ・「大森代官所跡」バス停から徒歩約2分
    ・ぎんざんカート「熊谷家住宅前」停留所下車
  • 午後⑥
    観世音寺
    観世音寺
    観世音寺

    観世音寺(かんぜおんじ)」は、石城山と呼ばれる岩山の上に立つ真言宗のお寺で、代官が銀山の反映を祈願するための祈願寺でした。

    階段を上ると朱色の山門と、傍らには十六羅漢が静かに建ち並んでいます。

    観世音寺 16羅漢
    十六羅漢
    赤い石州瓦の町並み
    赤い石州瓦の町並み


    観世音の建物は、1800年の大森の町の大半が焼失した「寛政の大火」で全て焼失しましたが、現在の本堂や山門は1800年代後半に再建されました。

    小高い丘にあるため、赤い石州瓦の大森の町並みが一望できるビュースポットとしても人気です。

    はまこ
    はまこ

    御朱印は羅漢寺でいただけます

    観世音寺
    住所 島根県大田市大森町イ1383
    TEL

    0854-89-0067

    所要時間

    約10分

    アクセス

    ・「新町」バス停から徒歩約2分
    ・ぎんざんカート「町並み交流センター前」停留所下車

  • 午後⑦
    旧河島家
    旧河島家
    旧河島家

    旧河島家」は、代官所の地役人を代々勤め、総括役である組頭まで昇進した武士・河島家の武家屋敷です。

    付近には何軒か武家屋敷の遺宅が続きますが、現在内部を公開しているのは旧河島家のみ。

    主屋は1800年の「寛政の大火」の後に再建され、その後、1825年までに増築されたとされています。

    配置や間取りなど、当時の銀山附役人の住まいの特徴をよく残していることから1993年に市指定文化財(史跡)となりました。

    当時の武士の暮らしぶりが伺える貴重な武家屋敷ですね。

    旧河島家
    住所 島根県大田市大森町ハ118-1
    TEL

    0854-89-0932

    定休日

    毎週火曜日、年末年始(臨時休館あり)

    営業時間

    9:30~16:30

    料金

    大人200円、小人100円

    所要時間

    約20分

    アクセス

    ・「新町」バス停から徒歩約1分
    ・ぎんざんカート「町並み交流センター前」停留所下車

【世界遺産・石見銀山】観光ガイドツアーに参加するには?

石見銀山観光案内所
大森観光案内所

自由に散策するのも良いですが、石見銀山の歴史や史跡を詳しく知りたい方は、石見銀山を熟知した地元ガイドさんに案内してもらいましょう。

石見銀山公園内の大森観光案内所では、2種類の「石見銀山観光ワンコインガイド」に申し込む事ができます。

石見銀山ガイドの会
①龍源寺間歩コース
②大森の町並みコース

※大久保間歩のツアーは世界遺産センターで申し込んでください。

①龍源寺間歩コース

龍源寺間歩コース」では、「銀山地区」(銀山公園→龍源寺間歩の2.3km)の史跡の見どころを地元ガイドさんが分かりやすく説明しながら案内してくれます。

②大森の町並みコース

大森の町並みコース」では、「町並み地区」(代官所前ひろば→いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)→大森の町並み→銀山公園の0.8㎞)を江戸時代の面影が残る大森の町並みを案内してくれます。

大森の建物にまつわる様々な逸話が楽しめ、古い建物を利用したお土産品や雑貨店などにも立ち寄ってくれるそうです。

ワンコインガイド以外のガイドは公式HPでご確認ください。

石見銀山観光ワンコインガイド
コース ①龍源寺間歩コース ②大森の町並みコース
時間 3~11月 10:30~/13:00~
12~2月 10:30~
10:30~
所要時間 120分(内ガイド時間は90分) 90分
ガイド料 大人500円、中学生以下無料 大人500円、中学生以下無料
定員 10名 10名
集合場所 銀山公園 代官所前ひろば
申込TEL 0854-89-0120 0854-89-0120
予約 事前予約可能 当面、事前予約必要

ともに有料施設の入場料等は別途必要

はまこ
はまこ

ちなみにロッカーは「世界遺産センター」「石見銀山公園」「代官所前ひろば」にあります

【世界遺産・石見銀山】銀山地区~町並み地区の移動手段

ぎんざんカート
ぎんざんカート

石見銀山内の移動手段は3つ
①徒歩
②レンタサイクル
③ぎんざんカート

※銀山地区~町並み地区は、遺跡保護のため車では移動できません。

銀山地区」は上り坂なので電動自転車ぎんざんカートが理想ですが、「町並み地区」は徒歩で十分移動できます。

それを踏まえた上で、それぞれ説明していきますね。

①徒歩

大森観光案内所から龍源寺間歩までは徒歩なら片道約35~45分かかります。

遊歩道は自転車や車が入ることはできないため、自然たっぷりの遊歩道を散策しながら龍源寺間歩へ向かいたい場合は、徒歩が有効です。

関西弁ひよこ
関西弁ひよこ

徒歩は体力勝負やな

②レンタサイクル

「大森代官所跡」バス停すぐそばのレンタサイクル店「レンタサイクル河村」で自転車を借りる事ができます。

営業時間:8:30~17:00(12~2月は16:30まで)
定休日:1月1日 ※悪天候の場合休業あり
電話:0854-89-0633

■電動自転車:2時間 700円(延長30分200円)
■普通自転車:3時間 500円
(延長30分100円)

電動自転車は2時間を過ぎると延長料金がかかるので、「銀山地区」は電動自転車で、「町並み地区」は徒歩で、、等使い分けると良いかと思います。

電動自転車の場合、観光案内所から龍源寺間歩入口手前の駐輪場まで約15分ほどで到着します。
駐輪場から龍源寺間歩入口までは徒歩約3分ほどです。

しかし、雨の日は路面が濡れていて滑りやすくなっているため、徒歩orぎんざんカートをオススメします。
※傘をさしての運転はできません。

関西弁ひよこ
関西弁ひよこ

希望者にはヘルメット貸してくれるんやって

③ぎんざんカート

ぎんざんカート」は、石見銀山の町並みから龍源寺間歩の間を時速約20km未満で走る電動ゴルフカート型の車です。

ルート上のお好きな所で降りる事ができますし、ラクに移動したい方にはこちらがオススメ。

夏は優しい風が心地よく、冬は防寒カバーで覆われるので快適に移動できます。

運行:1日10便~14便
区間:「大森代官所跡⇔龍源寺間歩」間
運休日:毎週水曜日
運賃:片道100~500円
※悪天候の場合は、急遽運行を中止する場合あり

区間などの詳細はこちら
時刻表はこちら

※定員6名なので乗れない可能性があります。
現在の運行状況はこちら

関西弁ひよこ
関西弁ひよこ

これ乗ろ

銀山地区」の散策は、晴れの日は「電動自転車」、体力があるし遊歩道を散策したい人は「徒歩」、ラクに移動したい人や雨の日は「ぎんざんカート」という風に使い分けてください。

町並み地区」の散策は、「徒歩」で良いかな?という個人の感想です。

【世界遺産・石見銀山】出雲市駅から石見銀山へのアクセス

代官所ゾーンの町並み

出雲大社への参拝と合わせて石見銀山にも立ち寄る観光客が多いと思いますので、出雲市駅から石見銀山(「大森代官所跡」バス停)までのアクセスを説明します。

■出雲市駅 ~ 世界遺産センター ~「大森代官所跡バス停

電車:出雲市駅 → 大田市駅(普通約40分・590円 or 特急約25分、590円+自由席760円 )
   ⇩
バス:大田市駅 → 世界遺産センター(約33分・760円)
   ⇩(世界遺産センター見学後)
バス:世界遺産センター → 「大森代官所跡」バス停(約7分・240円)

☆出雲市駅から石見銀山へ車で移動したい方レンタカーが便利です。

駐車場は「石見銀山公園」(約25台)と「代官所前ひろば」(約15台)にもありますが、駐車できる台数が少ないので休日は特に世界遺産センター(約400台)に駐車後、路線バスでの移動がスムーズです。

現地のレンタカーを見る

【世界遺産・石見銀山】人気の観光スポットを巡る日帰り観光プラン&所要時間 まとめ

石見銀山遊歩道
銀山地区の遊歩道

今回は、「世界遺産・石見銀山で人気の観光スポットを巡る日帰り観光プラン&所要時間」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
もう一度おさらいしましょう。

今回ご紹介したのは、以下の11スポットです。

世界遺産・石見銀山 日帰り観光プランの主な流れ

午前
・石見銀山世界遺産センター
・清水谷製錬所跡
・龍源寺間歩
・佐毘売山神社

午後
・羅漢寺 五百羅漢
・城上神社
・いも代官ミュージアム
・勝源寺
・熊谷家住宅
・観世音寺
・旧河島家

お気に入りのスポットはありましたか?

世界遺産センターで世界遺産・石見銀山について学んだ後、鉱山遺跡が残る「銀山地区」→大森の江戸情緒あふれる町並みが堪能できる「町並み地区」の順番に散策する日帰り観光プランです。

鉱山遺跡としてアジアで初めて世界遺産に登録された石見銀山は、「歩く世界遺産」として人気の観光スポット。

所要時間や移動方法、アクセスについても解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。

もちろんグルメやスイーツなども堪能してください♪

石見銀山エリアの食べログを見る


大森町の町民全員が会員とする「大森町文化財保存会」が日々大森の町並みを保つための活動をしています。

観光に足を運ぶ私たちも世界遺産を汚さない事を心掛けたいですね。

素敵な旅になりますように☆

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