こんにちは、旅ブロガーのはまこです。
今回は静岡県伊豆市にある修善寺周辺の観光スポットをご紹介します。
・修善寺駅周辺の観光スポットが知りたい
・修善寺温泉のモデルコースが知りたい
・修善寺観光の所要時間が知りたい
そんな方必見の記事ですよ♪
新幹線の停車駅・三島駅から伊豆駿豆(すんず)線に乗り、その終着駅が修善寺駅になります。
修善寺には、皆さんご存じの石川さゆりさんの「天城越え」にも登場する有名な滝「浄蓮の滝」があります。
修善寺駅から少し離れていますが、修善寺観光には外せない観光スポット。
その他、修善寺と言えばやっぱり「温泉」ですよね。
修善寺温泉は伊豆半島で最も歴史の古い温泉です。
温泉以外にも歴史好きな方や女子が好む観光スポットがたくさんあり、紅葉や梅の季節にも訪れたい情緒あふれる観光地です。
そんな見どころいっぱいの女子旅におすすめの修善寺日帰り観光モデルコースを、アクセスや所要時間を含めご紹介しますのでぜひご覧ください。
>>修善寺観光に便利な道の駅併設の「HESO HOTEL」宿泊記ブログ
女子旅におすすめ!修善寺日帰り観光モデルコース
今回は、女子旅におすすめの、修善寺・修善寺温泉を日帰りで効率よく回れる観光モデルコースをご紹介します。
「浄蓮の滝」は少し離れているので、浄蓮の滝→修善寺温泉の順番で巡るコースです。(逆でもヨシ)
このモデルコースでは、午後にまわる観光スポットは少し多めですが、足湯や温泉以外はサッと観光できるところばかりなのでご安心ください。
【午前】女子旅におすすめ!修善寺日帰り観光モデルコース
- 午前①浄蓮の滝
落差25m、幅は7mの「浄蓮の滝」は、約1万7000年前に、滝の南東1kmにある鉢窪山が噴火した際に、流出した溶岩流によって作られました。
そのため、溶岩が冷える過程で作られる柱状節理が見られます。
「浄蓮の滝」は、皆さんご存じ、石川さゆりさんの「天城越え」にも登場する日本で有名な滝で、『日本の滝百選』にも選ばれています。
かつて滝の付近に「浄蓮寺」という寺院があったことから「浄蓮の滝」という名前がついたのだとか。
ダイナミックな滝の水しぶきや豊かな自然の冷気で、夏でもひんやりしていて空気もめちゃくちゃ澄んでいます。
岩盤には天然記念物のハイコモチシダが群生しているのでここもチェック!有料で竿の貸し出しもあるので綺麗な川で鮎釣りもできちゃう。
滝の近くには、わさびを栽培する天城名物の「わさび田」があり、近くの売店にはわさびソフトクリームなどのわさびスイーツなどが売られています。
近くの「浄蓮の滝観光センター」(火曜定休日)には、お食事処もあり、お土産も売ってますよ。
関西弁ひよこわさびソフトクリームなぁ・・・
はまこ急な階段をかなり降りて行かなければならないので、足の悪い方は駐車場付近の展望デッキから眺める事ができます。
浄蓮の滝 住所 静岡県伊豆市湯ケ島892-14 所要時間 約50分
アクセス バス:「修善寺駅」から乗車、「浄蓮の滝」下車すぐ。
(乗車時間:約35分、運賃:840円)
時刻表はこちら。「浄蓮の滝」の観光が終わったら次は「修善寺温泉」に移動しましょう!
「修善寺温泉」は、伊豆半島で最も歴史がある温泉で、「日本百名湯」に選ばれています。
温泉街の中心に桂川の通称で知られる修善寺川が流れており、河岸には飲食店や温泉宿が建ち並び、多くの観光客が訪れる観光地です。
修善寺温泉には源氏に関する史跡が多く残されています。
桂川は恋愛成就のパワースポットなんだそうですよ!
桂川には赤い橋が5つ架かっており、それぞれに恋にまつわるご利益があるのだとか。
5つの橋に願いをかけながら渡ると恋が成就すると言われる「恋の橋めぐり」をしてみませんか?関西弁ひよこす る!!
- 午前②日枝神社
「日枝(ひえ)神社」は、「修禅寺」の鬼門にあたり、鎮守の「山王社」として弘法大師によって建てられたもので、明治元年の神仏分離令によって分離されたそうです。
「日枝神社」には、2本の杉の根本が一つになっている樹齢800年以上の「子宝の杉」があり、子宝にご利益のある神社です。
そのほか、県の天然記念物に指定されている、根回り約5.5m、高さ約25mの「一位樫」(いちいかし)や、源範頼が謀反の疑いで兄である頼朝に幽閉されたとされる「信功院」の跡もあります。
『玉依の花』と『丹塗り矢』に願いごとを書いて、掛所に結んで縁結びや子宝祈願する人が多いんだとか。
社務所(不定期営業)で買える、地元産の藁で一点一点手作りした数量限定の「一願成就お守り」も人気で、かなりレアらしいです。
返納する必要がないので安心して購入できます。
ぜひゲットしましょう!
お隣の有名な「修禅寺」とは違い、ひっそりとたたずむ「日枝神社」ですが、静かで落ち着いた空気が流れていてゆったりお参りができますよ。関西弁ひよこ縁結びと子宝成就のパワースポットやで
日枝神社 住所 静岡県伊豆市修善寺826 TEL 0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部) 定休日 なし(社務所は不定期営業) 営業時間 参拝自由 所要時間 約30分 アクセス ①「浄蓮の滝」バス停から乗車、「修善寺駅」バス停で下車(乗車時間約35分、運賃:840円)
時刻表はこちら。
↓ (乗り換え)
「修善寺駅」バス停から乗車、「修善寺温泉」バス停下車(乗車7分、運賃:220円)、徒歩約3分
時刻表はこちら。
※「修善寺駅」で乗り換えが必要です。
②「浄蓮の滝」バス停から乗車、「修善寺温泉」バス停下車(乗車時間:約28分、運賃:830円)、徒歩約3分
※②は「浄蓮の滝」から直接「修善寺温泉」まで行けるバスですが1日1本です!(14:32発) - 午前③修禅寺
「修禅寺」は、「修善寺」の地名の由来ともなった歴史ある古いお寺です。
807年に弘法大師によって開基され、約470年は真言宗として栄え、その後鎌倉時代に臨済宗へ、室町時代に曹洞宗へ改宗し現在に至ります。
趣のある山門をくぐると境内は広く、凛とした雰囲気が感じられます。
手水舎「大師の湯」は温かい温泉が出ており、温泉で手を清めてからお参りするのが修禅寺の習わしとなっています。
鎌倉時代には源氏一族の悲劇の舞台となった事で知られています。はまこ梅や紅葉の季節に訪れると更に風情が感じられます
修禅寺 住所 静岡県伊豆市修善寺964 TEL 0558-72-0053 定休日 なし 営業時間 【宝物殿・寺務所】
4~9月は8:30~16:30、10~3月は8:30~16:00所要時間 約30分 入館料 宝物殿 300円 アクセス ・「日枝神社」から徒歩約1分
・「修善寺温泉」バス停から徒歩約4分
>>修善寺観光に便利な道の駅併設の「HESO HOTEL」宿泊記ブログ
【午後】女子旅におすすめ!修善寺日帰り観光モデルコース
- 午後①独鈷の湯
「独鈷(とっこ)の湯」は、修善寺温泉の温泉街を流れる桂川の川中にあり、修善寺温泉のシンボルで伊豆最古の温泉と言われています。
桂川で病気の父を洗う少年を見た弘法大師が、水では冷たかろうと、独鈷杵(とっこしょ)と呼ばれる仏具で川の岩を打ち、霊湯を湧き出させて温泉療法を教えたところ父の病が治癒し、その後温泉療法が広まったとされています。
「独鈷の湯」は、残念ながら現在は入浴不可となっています。独鈷の湯 住所 静岡県伊豆市修善寺 営業時間 自由見学
所要時間 約5分
アクセス ・「修禅寺」から徒歩約1分
・「修善寺温泉」バス停から徒歩約5分 - 午後②河原湯(足湯)
かつて共同浴場として親しまれていた「河原湯」が足湯としてオープン。
泉質はアルカリ性単純温泉で、桂川のせせらぎを聞きながら足湯を楽しむことができます。河原湯(足湯) 住所 静岡県伊豆市修善寺 定休日 毎月第2木曜日
営業時間 5:00~22:00
料金 無料
所要時間 約10分
アクセス 「独鈷の湯」からすぐ。
- 午後③竹林の小径
「竹林の小径」(ちくりんのこみち)とは、桂川沿いにある趣のある散策道です。
竹林に囲まれた石畳の上を歩いていると、まるで京都に来たかのような優しい雰囲気に包まれます。日没後はライトアップされるので、幻想的な散歩を楽しむことができます(日没~23時頃まで)。
竹林の中心に大きな円形のベンチがあり、20時頃からは2時間限定で「恋の橋めぐり」をモチーフにした影絵が照らし出されています。
修善寺温泉に宿泊の方はじっくり夜の「竹林の小径」もお楽しみください♪
竹林の小径、独鈷の湯、河原湯、独鈷公園、日枝神社、赤蛙公園もライトアップされているようです。
竹林の小径内には、「しゅぜんじ回廊」があり、修善寺の四季の様子等を写真で紹介しています。
ふらっと立ち寄れる無料のギャラリーです。関西弁ひよこ「恋の橋めぐり」の影絵見てみたいな~
竹林の小径 住所 静岡県伊豆市修善寺3463-1 所要時間 約10分 アクセス ・「河原湯(足湯)」から徒歩約3分
・「修善寺温泉」バス停から徒歩約7分 - 午後④赤蛙公園
「赤蛙公園」は、病気療養中の作家・島木健作が、この公園から桂川の岸に渡ろうとする赤い蛙を見た事で、短編 「赤蛙」の構想を得た場所と言われています。
特に何もありませんが緑が多く川が流れているので森林浴にはもってこい。
次の観光スポット「源範頼の墓」に行くまでに通るので、休憩がてら生い茂った樹々や川に癒されましょう!
「ほたるの夕べ」の会場にもなっている公園なので、ホタルの季節(5月下旬~6月上旬頃)に修善寺温泉に宿泊する機会があれば夜にぜひ立ち寄ってみたい所です。
桜の季節も良さげですよ♪赤蛙公園 住所 静岡県伊豆市修善寺1143 所要時間 約5分
アクセス ・「竹林の小径」から徒歩約3分
・「修善寺温泉」バス停から徒歩約10分 - 午後⑤源範頼の墓
「赤蛙公園」から少し歩いて山の階段を上がった所に「源範頼(みなもとのよりのり)の墓」はあります。
源範頼は、源頼朝(よりとも)の異母弟で、義経(よしつね)の異母兄です。
範頼は源氏の総帥として平家討伐で大きな武功をあげましたが、のちに兄である頼朝によって謀反の疑いで信功院(現在の日枝神社敷地内)に幽閉されました。その後、梶原景時(かじわらかげとき)の不意打ちに会い、防戦の末自害したとされています。
源範頼の墓 住所 静岡県伊豆市修善寺1082 所要時間 約5分
アクセス ・「赤蛙公園」から徒歩約5分
・「修善寺温泉」バス停から徒歩約12分 - 午後⑥指月殿(頼家の墓・十三士の墓)
「源範頼の墓」から少し戻ります。
「指月殿(しげつでん)」は、北条政子が修禅寺で暗殺された息子の頼家(父は頼朝)の冥福を祈って建立した経堂です。
「伊豆最古の木造建築」と言われるとおり、古く長い歴史を感じる経堂でした。
ご本尊は釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)で、寄木造りで珍しく右手に蓮の花を持っているのが特徴。
県指定文化財に指定されています。
「日枝神社」にもありましたが、絵馬の自販機がありました。
時代に合わせてどんどん進化してますね。。境内には「源頼家の墓」と「十三士の墓」がひっそりと佇んでいます。
十三士は頼家の家臣で、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出てくる13人ではなく、誰のお墓かは不明だそうです。「源頼家の墓」の前に「お伺い石」があります。
願いを込めて「お伺い石」を持ち上げ、軽く感じたら願いが叶い、重く感じたら願いが叶わないと言われています。
その時は「指月殿」の釈迦如来坐像に再度手を合わせると良いそうですよ。はまこ「恋の橋めぐり」をした後に「お伺い石」で願いが叶うか試してみましょう!
指月殿(源頼家の墓・十三士の墓) 住所 静岡県伊豆市修善寺934 所要時間 約20分
アクセス ・「源範頼の墓」から徒歩約10分
・「修善寺温泉」バス停から徒歩約8分 - 午後⑦筥湯
「筥湯」は、かつて修善寺川沿いにあった7つの外湯の一つで、源頼家が入浴中に北条氏の刺客に襲撃された温泉と伝えられています。
昭和20年代には「独鈷の湯」のみとなっていて、昭和初期まで続いていた外湯めぐりを復活させるために平成12年に現在の場所に再建されました。
内風呂のみですがヒノキ造りで香りが良く、少し広めなのでゆったり温泉を楽しむことができます。「筥湯」には高さ12mの無料の展望台「仰空楼(ぎょうくうろう)」が併設されています。
かつて修善寺を愛した文豪・夏目漱石の漢詩にちなんで名付けられたと言います。展望台からは修善寺の町並みが一望できます。
「筥湯」に入らなくても展望台だけ上ることも可能なので時間と体力に余裕があれば上ってみてください。はまこタオル、石けん、シャンプーは有料です
筥湯 住所 静岡県伊豆市修善寺924-1 TEL 0558-72-5282
定休日 無休
営業時間 12:00~21:00(札止め20:30)
料金 350円(小学生未満無料)、旅館組合加盟旅館宿泊者150円
※宿泊者の方は旅館にて割引入浴券を購入所要時間 約30分
アクセス ・「指月殿」から徒歩約4分
・「修善寺温泉」バス停から徒歩約3分
>>修善寺観光に便利な道の駅併設の「HESO HOTEL」宿泊記ブログ
【修善寺】「恋の橋めぐり」をしてみよう!
源頼家と桂との愛を描いた「修禅寺物語」の舞台ともなった修善寺には、桂川にかかる5つの橋があります。
それぞれに恋にまつわるご利益があり、恋愛成就のパワースポットとなっています。
- 5つの橋の別名とご利益
- ・渡月橋(とげつばし) <みそめ橋> 良縁祈願
・虎渓橋(こけいばし) <あこがれ橋> 恋愛成就
・桂橋(かつらばし) <結ばれ橋> 子宝祈願
・楓橋(かえでばし) <寄添い橋> 結婚祈願
・滝下橋(たきしたばし)<安らぎ橋> 夫婦円満
「恋の橋めぐり」は、5つの橋すべてに願いをかけながら渡るとその想いが成就すると言われています。
片想いの人は想いが通じ、恋人同士ならその二人が固く結ばれるのだとか。
5つの橋には御影石でできた「橋紋(きょうもん)」が埋められています。
それぞれの橋の名前で形が異なるので「恋の橋めぐり」ついでに探してみてください♪
>>修善寺観光に便利な道の駅併設の「HESO HOTEL」宿泊記ブログ
女子旅におすすめ!修善寺日帰り観光モデルコースまとめ
今回は、女子旅におすすめの修善寺日帰り観光モデルコースをご紹介しましたが、いかがでしたか?
もう一度おさらいしましょう。
今回ご紹介したのは、以下の10スポットです。
お気に入りのスポットはありましたか?
源氏ゆかりの地である修善寺は、歴史好きな方にも、パワースポット好きな女子にも、風情あふれる街並みの散策に大人女子にもオススメできる観光地です。
歴史に興味のない方は、源氏の墓などは省いて温泉や散策をメインにのんびり観光すると良いですね。
修善寺は日帰りでも十分楽しめますが、もっとゆったりと観光したい方や、夜の散策やホタルの鑑賞などもしたい方は修善寺温泉に宿泊してもっと修善寺を堪能してください。
アクセス方法や所要時間なども参考にしてくださいね。
素敵な旅になりますように☆
わさびグルメもチャレンジしてみて!