こんにちは、旅ブロガーのはまこです!
今回は高野山のおすすめの回り方についてお話します。
・人気の観光スポットは絶対回りたい!
・効率の良い回り方を知りたい!
・高野山に泊まってみたいけどおすすめの宿坊ある?
これから高野山へ行く皆さん必見の記事ですよ~
高野山は、和歌山県伊都郡高野町にある地域の名称で、「高野山」という山ではなく、標高約1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの盆地に位置しています。
1200年前(平安時代)に弘法大師・空海(以下、お大師様)によって開かれた真言密教の聖地で、高野山全域を「総本山金剛峯寺」と呼び、高野山全体がお寺の境内とされています。
高野山は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されており、見どころがいっぱい!
「奥の院」「壇上伽藍」「金剛峯寺」などが特に有名な観光スポットとなっています。
雷などの火災や合併などで数はかなり減ったようですが、今でも高野山には100以上の寺院があり、約半分は宿坊として一般の方も宿泊することができますので宿坊で写経や朝勤行などの体験をしてみるのもおすすめです。
本記事は「人気の観光スポットを押さえたおすすめの回り方」をメインに、奥の院ナイトツアー、おすすめの宿坊、お得な切符、観光列車「天空」などもご紹介しますので参考になれば幸いです。
高野山の人気の観光スポットを押さえたおすすめの回り方
今回は、高野山の人気観光スポットを押さえたおすすめの回り方をご紹介します。
高野山自体がそこまで広くないので徒歩で回ることも可能ですが、足も疲れますしバスをうまく活用して効率よく回るのがおすすめです。
気軽にバスを活用するために、電車割引往復乗車券と高野山内のバス2日フリー乗車券がセットになった「高野山・世界遺産きっぷ」を事前に購入しましょう。
お寺の拝観料やお土産屋さんの割引券もついて、だいぶお得です。
>>【高野山】ナイトツアーに便利な女性に人気のトイレ付き宿坊6選
[奥の院] 一の橋
まずは高野山駅からバスで「奥の院口」まで行ってしまいましょう。
※乗車時間:16分。時刻表はこちら
「奥の院口」のバス停で降りると、すぐ近くに「一の橋」があり、奥の院への入り口となっています。
合掌一礼して「一の橋」を渡るとお大師様がお迎えに来てくださるそうですよ
「奥の院」は、「一の橋」から御廟まで20万基以上の墓石やお地蔵様、慰霊碑、供養塔が広がる圧巻の参道が約2kmも続きます。
この「一の橋コース」が本来の参拝ルートとなっており、荘厳な雰囲気を味わうことができます。
参道の両端には墓石がずらりと並び、見渡す限りお墓という独特な景色ですが、樹齢数百年の木々が生い茂って清々しい空気が広がり野鳥の鳴き声に癒されます~
豊臣秀吉や武田信玄、織田信長、明智光秀など戦国時代の有名な武将や大名など歴史上の人物のお墓が多数存在しているのも見どころの一つです。
明智光秀のお墓(五輪塔)は作り直しても作り直してもひび割れしてくるので、織田信長の呪いではないか!?と言われています。
確かに少し割れてました。
執念やな…
[奥の院] 汗かき地蔵と姿見の井戸
「中の橋」を過ぎた辺りに、「汗かき地蔵」があります。
「汗かき地蔵」は、お参りに来る人々の苦しみの身代わりになってくださるのでいつも汗をかいているのだとか。
ちなみに写真の祠の真ん中、上部分の白い切り絵は高野山のいろんな所で見られます。
これは「宝来」と呼ばれ、日照時間の短い高野山では稲作が難しく、藁を入手するのが難しかったため、しめ縄の代わりに飾るようになったそうです。
汗かき地蔵の横にある「姿見の井戸」は、井戸を覗いて井戸水に自分の姿が映らないと三年以内に亡くなると言われています。
映らんかったら怖すぎるやん
「汗かき地蔵」からさらに参道を進むと階段があり、この階段が「覚鑁坂(かくばんざか)」、別名:三年坂と呼ばれています。
「覚鑁坂」は43段あり、上り切ると42(死に)を超えたという意味がありますが、途中で転ぶとこれまた三年以内に亡くなってしまうとも言われているので気をつけて!
雨の日特に気つけや~
[奥の院] 嘗試地蔵
お大師様が今も瞑想を続けているとされることから、「生身供(しょうじんぐ)」という、御供所から御廟に食事を届ける儀式が1200年もの間続けられています。
毎朝2回(6:00と10:30)に御供所のすぐ横にある「嘗試地蔵(あじみじぞう)」で精進料理の味見を行い、その後御廟橋を渡って御廟に届けます。
そんな貴重な儀式を一度遠くから静かに見守ってみませんか?
[奥の院] 水向け地蔵
「御廟橋」の手前にある「水向け地蔵」
水向塔婆(御供所で購入)を納め、柄杓でお水を仏像に手向けることで先祖の供養になるとされています。
顔に水をかけるのは×! 足元に優しく手向けましょう。
[奥の院] 弘法大師御廟・燈籠堂
写真の「御廟橋」の裏には梵字が一枚一枚に刻まれているそうです。
(覗いても見えなかった!)
「弘法大師御廟」は、お大師様が835年の62歳の時に入定されてから現在もこの世で瞑想を続けているとされる神聖な場所です。
そのため、「御廟橋」から先は写真撮影禁止です。
「御廟橋」は一礼してから渡りましょう
一般の参拝者は「御廟」の手前までの「燈籠堂(とうろうどう)」までしか行けません。
「燈籠堂」の通路を時計回りに進んで裏手に回り込むと、御廟に一番近い場所でお参りできます。
お大師様は「御廟」の地下で瞑想されているので、「燈籠堂」の地下のお大師様の御影のある場所がお大師様から一番近い場所となり、一番ご利益が得られる場所とされています。
燈籠堂 | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山550 |
TEL | 0736-56-2002 |
営業時間 | 6:00~17:00 |
ちなみに、「御廟橋」から「燈籠堂」の間に、「みろく石」(通称:重軽石)という祠に納められた石があります。
格子の一部分開いているところから片手を入れ(男性は左手、女性は右手)、石を上段に持ち上げられたら願いが叶うのだとか。
※上段へ移動出来たら元へ戻すのを忘れずに。
罪の重さで石が軽く感じたり重く感じたりするとも言われています。
が、かなり重いので普通の女性はほぼ重いような。。
帰りは同じ道ではなく、「中の橋コース」(復路、御廟橋を渡った左の道)で帰ると変わり種の企業墓を見ることができます。
参道の両端にはいろいろな企業墓があり、UCCはカップ型、ヤクルトはヤクルト型、新明和工業はロケット型などなど変わったお墓を見ることができるので要チェックです。
「奥の院」の観光は終了ですので、次はバスに乗って移動しましょう。
参道を出て道路を渡った所に「奥の院前」のバス停があるので、次は「苅萱堂前」のバス停で降りると目の前に「苅萱堂」があります。
苅萱堂
「苅萱堂(かるかやどう)」は、朱色の外観が目を引く「石道丸」の物語で有名なお堂です。
お堂の中には、苅萱道心(かるかやどうしん)と石道丸(いしどうまる)の絵がずらりと並び、「石道丸」の悲話を詳しく知ることができます。
苅萱堂 | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山479 |
TEL | 0736-56-2202 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
「苅萱堂前」のバス停からバスに乗って次の目的地「大門」で降りましょう。
大門
「大門」は、高野山の入り口にそびえる高さ約25mの丹(に)塗りの総門です。
以前は数百m下の九十九折(つづらおり)谷に鳥居を立てて総門としていたそうですが、火事で焼失し、現在の「大門」は1705年に再建されました。
左右には立派な阿吽像が安置され、東大寺南大門に次ぐ2番目の大きさと言われています。
お助け地蔵尊
「お助け地蔵尊」は、一つだけ願いを叶えてくれるという有名なお地蔵さんで、大門から5分ぐらい歩いた場所にあります。
本堂の中には「重軽石」というめちゃくちゃ重い石があり、持ち上げた時に軽く感じれば願いが叶うと言われていますが、めっちゃくちゃ重かったです。
軽く感じる時あるんかな
壇上伽藍
お助け地蔵から一旦大門まで戻り、道なりに戻って行くと左手に「壇上伽藍」の中門が見えるのでそこから入りましょう。
中門は1843年に焼失しましたが、高野山開創1200年を記念して、172年ぶりの2015年に再建されました。
焼失を免れた表の2体と2015年に新しく作られた裏の2体で4体の阿吽像を見ることができます。
「壇上伽藍」は、お大師様が高野山を開山した際に真っ先に造営に着手した場所です。
「壇上伽藍」は「奥之院」とともに高野山の二大聖地と言われています。
今や高野山のシンボルとも言える高さ約50mの「根本大塔」や「金堂」などいくつもの諸堂が立ち並び、曼荼羅の世界を表しているのだとか。
高野山の重要行事のほとんどは、この高野山全体の総本堂である「金堂」で執り行われます。
敷地内には「三鈷の松(さんこのまつ)」と呼ばれる松の木があります。
お大師様が唐より帰国される時、真言密教を広めるにふさわしい場所を探すため、明州の浜(現・中国)から三鈷杵(さんこしょう)と呼ばれる道具(煩悩を取り去るための道具)を投げたそうです。
その後、お大師様が高野山を訪れたところ、この松の木に引っかかっている自分の投げた三鈷杵を見つけ、この地こそ密教を広めるにふさわしい土地であると決心されたんだそうですよ。
中国から高野山までよう届いたなー
お大師様すぎょい・・・
「三鈷の松」の近くには、特徴的な六角錐の蔵「六角経蔵」があり、鳥羽天皇の皇后であった美福門院が天皇の菩提を祈るために、浄写された一切経を納めるために造られた蔵です。
この蔵の取っ手の部分は回転するようになっていて、一回りすれば一切経を一通り読んだとされ、功徳が得られるのだとか。
「大塔の鐘」は今でも毎日5回に分けて(煩悩の数と同じ合計108回)決められた時間に突かれています。
金堂・根本大塔 | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山152 |
TEL | 0736-56-2011(金剛峯寺) |
営業時間 | ともに8:30~17:00(最終受付16:30) |
拝観料 | ともに中学生以上500円、小学生以下無料 |
金剛峯寺
「壇上伽藍」から更に道なりに戻っていくと左手に「金剛峯寺」があります。
「金剛峯寺」の前身である「青巖寺」は、豊臣秀吉が亡き母を弔うために建てたと言われています。
「金剛峯寺」の屋根の上にある桶は、「天水桶」と呼び、今は使用していないそうですが、昔は防火用に雨水を貯めていました。
広大な境内には貴重な文化財がたくさんあるのでぜひ拝観しましょう!
ちょっと高いけどな
金剛峯寺 | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山132 |
TEL | 0736-56-2011 |
営業時間 | 8:30~17:00(最終受付16:30) |
拝観料 | 中学生以上1,000円、小学生300円、未就学児無料 |
徳川家霊台
「徳川家霊台」は、「金剛峯寺」から徒歩10分ぐらいの場所にあります。
「徳川家霊台」は、1643年に徳川三代将軍・家光によって建立された霊舎で、江戸時代の代表的霊廟建築として重要文化財に指定されています。
霊舎が二つ並んでいて、向かって右側が初代将軍の家康、左側が二代将軍の秀忠が祀られています。
徳川家霊台 | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山682 |
TEL | 0736-56-3728 |
営業時間 | 8:30~17:00(最終受付16:30) |
拝観料 | 中学生以上200円、小学生以下無料 |
女人堂
「徳川家霊台」を出てまっすぐ高野山駅方面へ10分ほど歩くと右手に「女人堂」があります。
この「女人堂」は、千年余りの間女人禁制だった高野山の七つの登り口に、それぞれ建っていた女人堂の唯一残っている建造物なのです。
明治時代まで女性はここから山内に入ることが許されなかったため、各登り口に女性のための参籠所が設けられ、「女人堂」と名付けられました。
高野山の主な観光スポットの回り方はこれで終了です。
「女人堂」から高野山駅まではバス専用道路なのでバスで戻りましょう。
女人堂 | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山709 |
TEL | 0736-56-3508 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
【高野山】『奥の院ナイトツアー』に参加しよう!
「奥の院ナイトツアー」は、高野山在住の「金剛峯寺境内案内人有資格者」のお坊さんが奥の院をガイドしてくれます。
ナイトツアー主催の「恵光院」境内で19:00に集合。
「恵光院」から出発し、奥の院まで揃って歩きます。
さすがに昼間とは全く違う雰囲気で、空気も一層澄んでいました。
主にお坊さんのライトの明かりと燈籠しかない参道ですが、不思議とあまり怖くはありません。
各ポイントで興味深いお坊さんの説明が聞け、聞きなれない夜行性動物の鳴き声が聞こえたり(ムササビだった)、ナイトツアーは夜の奥の院でしか味わえない貴重な体験ができるツアーでしたよ。
帰りは御供所で解散ですが、宿坊まで自身で帰るのも、バス(無料)で最寄りのバス停まで送ってもらうのも自由です。
「蓮花院」「一乗院」に宿泊される方は門限などの都合上、ナイトツアーへは参加できないので気をつけてくださいね。
ちなみに私が参加した時は15人ほどでしたが、私達以外は全員「恵光院」の宿泊者でした。
集合場所なのでラクっちゃラクですよね。
お坊さんから離れると足元が暗いので、スマホのライトで足元照らすと安心!
雨上がりはカエルが参道に出てくるから踏まんようにな
恵光院(集合場所) | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山497 |
問合せTEL | 090-2106-1146 |
料金 | 通常3,500円、オンライン事前予約決済3,150円 詳細はこちら |
時間 | 19:00~19:15恵光院を出発、20:20御供所で解散 |
アクセス | 「苅萱堂前」バス停下車後、徒歩2分 |
【高野山】宿坊で貴重な体験!『普賢院』で宿泊レビュー
芭蕉や虚子を始め、多くの俳人が訪れた宿坊「別格本山普賢院」は高野山のほぼ中央に位置しています。
到着するとまず珍しい立派な鐘楼門が目に入ってきます。
敷地が広く、境内には本堂のほか、摩尼殿や新書院などいくつもの建物があります。
松尾芭蕉像をお祀りしている芭蕉堂も自由に見ることができますよ。
広間の襖絵は自由に拝観できますし、お寺の長い廊下を歩くだけでも何だかワクワクします。
「普賢院」では阿字観(瞑想)や写経などの修行体験もできるのでご希望の方はお問合せくださいね。
お部屋は壁仕切り(12畳+4畳)のお部屋にしたので女性でも安心。
※襖仕切りのお部屋もあるので予約時は要注意!
築年数は経っていますが、トイレもリフォーム済みで、全体的に掃除が行き届いており清潔感がありました。
ただ、鍵は懐かしの鍵穴に挿して回すタイプなので多少コツが必要だったかな。。
高野槇の貸切風呂は綺麗でゆっくり寛ぐことができましたよ♪
利用時間は16~21時(60分)とあり、ナイトツアー後に入れないのでは?と不安でしたがナイトツアーのお話をしたら夕飯も早めにしてくださりお風呂も「ナイトツアー後にどうぞ」と案内してくださいました。親切・・・(´;ω;`)
宿泊者が少ない場合、大浴場は使用せず貸切風呂だけを使用することもあるようです。
その場合はラッキーですね。
予約サイトには記載がありませんでしたが、バスタオルもちゃんとありました。
ただ歯ブラシは過去最強のガチガチなので歯ブラシ持参をおすすめします・・
食事場所は、お昼に拝観した立派な襖絵の広間で用意されていました。
(嬉しいお土産付き♪)
味付けもしっかりしていて思いのほか精進料理めっちゃおいしかったです。
ほかほかご飯がおひつで用意されていて、量的にも多いぐらいでした。
食後のメロンも嬉しい!
早起きしないとダメですが、朝6時半から本堂での朝の勤行に参加できます。
厳かな雰囲気の中、30分読経を聞きます。
聞いているだけなので、めちゃくちゃ長く感じました・・
ちなみに椅子ですのでご安心を。
勤行の後は、回廊床にお釈迦様が法を説かれたインド聖地のお砂が埋められているという「仏舎利殿」に案内していただけます。
摩尼車を回しながら回廊を一周したり(摩尼車を回すと回した数の経を唱えたことになり功徳が得られるとされる)、ネパールから25日間かけて仏教伝来の道を辿って持ち帰ったお釈迦様の骨(仏舎利)を見せていただいたりしました。
なんと、お釈迦様の骨を宿泊者が見れるのは普賢院だけなんですよ!
お勤めの後の朝ごはんは格段においしかったな。
何もしてないやん
すごく親切丁寧な応対をしていただき、また宿泊したいと思える宿坊でした。
「奥の院ナイトツアー」では、私たち以外全員ナイトツアー主催の恵光院へ宿泊していたので、「人が少ない方が良い」「静かに過ごしたい」方はこちらの「普賢院」をおすすめします。
集合場所の「恵光院」までは徒歩5分ぐらいで行けますよ。
復路は「普賢院」の最寄りのバス停「千手院橋」で降ろしてもらえるので帰りの心配も必要なしです。
宿坊でしか体験できない事もあるので一度宿坊で宿泊されてはいかがでしょうか。
普賢院 | |
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山605 |
TEL | 0736-56-2131 |
アクセス | 「千手院橋」バス停下車後、徒歩2分 |
【高野山】電車&バスのお得なきっぷ『世界遺産きっぷ』
「高野山・世界遺産きっぷ」は南海電鉄の主要駅、泉北高速鉄道各駅から高野山駅までの乗車券(ケーブルカー含む)+高野山内バス2日フリー乗車券がセットになったお得な切符です。
主にバスでの移動を考えている方は、購入をおすすめします。
切符の内容は以下のとおりです。
■電車割引往復乗車券 南海電鉄 発売駅⇔高野山駅
■高野山内バス2日フリー乗車券
■拝観施設の割引券(金剛峯寺、金堂、根本大塔は2割引、霊宝館は200円引)
■お土産1割引券(珠数屋四郎兵衛、中本名玉堂、高野茶屋 和久)
発売額
発駅によって金額は異なります。
詳しくはこちら
例えば、難波駅からなら、
大人:4,500 円 → 3,540 円(小児1,780 円)
特急こうや往路の特急券付きだと、
大人:5,290 円 → 4,090 円(小児2,060 円)
※特急こうやの特急券は、往路片道のみ
どれだけお得なん?
ですよね。どれだけお得か見てみましょう!
難波駅から高野山駅までは、往復2,860円。
高野山駅から南海バスで「奥の院口」までで410円となり、合計3,270円。(R5.10月現在)
発売額が3,540円なので、復路・高野山駅から最短のバス停「女人堂」からの乗車が270円なのでこれでもう元が取れます。
特急をご利用なら特急券が単品で790円なので、3,270円+790円=4,060円なので同じく「女人堂」から乗車したとして元が取れてます。
長距離や複数回バスを利用+拝観料やお土産処の割引を使用することで更にお得になりますね☆
※発駅によって異なります。
発売場所
■難波(2Fサービスセンター・3F特急券発売所)、新今宮、天下茶屋、住吉大社、堺、羽衣、泉大津、岸和田、貝塚、泉佐野、尾崎、みさき公園、和歌山大学前、和歌山市、りんくうタウン、関西空港
住吉東、堺東、三国ヶ丘、中百舌鳥、初芝、北野田、金剛、河内長野、林間田園都市、橋本
■JTB、knt近畿日本ツーリスト、日本旅行の各主要支店で、なんば、新今宮、関西空港の各駅発着のみ発売。
■JR東海ツアーズの各主要支店で、なんば・新今宮の各駅発着のみ発売。
【高野山】電車での大阪市内(難波駅)からのアクセス
大阪市内からでも色々な行き方がありますが、一般的に使用頻度が高い難波駅からの一番簡単なアクセス方法をご紹介します。
難波駅から高野線の急行で橋本駅へ(約50分強)
⇩
橋本駅で乗り換え、極楽橋駅へ(約20分)
⇩
極楽橋駅でケーブルカーに乗り換え、高野山駅へ(約5分)
難波駅から高野山駅までは2時間弱で到着します。
難波駅は始発駅なので特急に乗らなくても座れますし、時間的には急行と10分も差がありません。
特急利用は自分のスペースを確保して旅気分でゆったり行きたい方向けですね。
座席で何か食べたい人とか。
間違っても蓬莱の豚まんは電車で食べたらアカンで。
電車中がクサなるで。
おいしいけどな!
ちなみに「極楽橋駅」は構内のデザインが一新され、見どころがたくさんありますのでぜひ足を止めてみてください。
「極楽橋駅」は聖域である高野山と俗世をわける境界だと言われています。
その事から極楽橋駅構内は「はじまりの聖地、極楽橋。」として色鮮やかに生まれ変わりました。
「いのちのはじまり」をテーマに、極楽鳥や高野山ゆかりの動植物などが描かれた「はじまりの天井絵巻」「宝来天井絵」などが見ることができるので天井を見上げてくださいね。
ケーブルカーの車内天井にも「宝来天井絵」が見られますよ。
また、構内では金剛峯寺の御祈願を受けた、赤・白・ピンクの「極楽鳥の願掛羽」(100円)が販売されていて、願掛羽に願いを書いて納めることで願掛けすることができます。
「天空」車内では金の願掛羽が買えますよ
【高野山】『天空』に乗ろう!
「天空」は、橋本駅から極楽橋駅までの観光列車です。
橋本駅から極楽橋駅までの19.8kmの車窓からの景色を楽しみながら標高差443mをゆっくり駆け上がっていきます。
主に四季折々の景色や渓谷美が楽しめる右側(難波から見て)に座席が向いています。
車内では天空オリジナルグッズも買えます。
天空から眺める絶景を楽しんでくださいね♪
どっちが窓際に座るか喧嘩せんでええな
運行日と運行本数
【3月~11月】水・木曜日を除く毎日運行
※水・木曜日が休日の場合は運行
【12月~2月】土・休日のみ運行
【3月~11月の土・休日】1日3往復
【3月~11月の平日 / 12月~2月の土・休日】1日2往復
運行ダイヤなどの詳細はこちら
発売額
大人520円、小児260円
※別途運賃が必要です。
予約方法
乗車希望日の10日前から前日までの電話予約のみ。
0120-151519(受付時間9:00~17:00)
乗車当日、橋本駅発車時刻の40分前~10分前に、橋本駅ホームの「天空 指定券引換所」で料金を支払い、座席指定券を引き換え。
当日までどの座席かは分からないようです。
※当日券は空席がある場合のみ販売
高野山の人気の観光スポットを押さえたおすすめの回り方 まとめ
「高野山の人気の観光スポットを押さえたおすすめの回り方」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
おすすめ観光スポットをもう一度おさらいしましょう。
「奥の院」「金剛峯寺」「壇上伽藍」は絶対に外せない高野山の観光スポットですが、それ以外のご紹介したおすすめコースもお時間があればぜひ回ってみてください。
高野山ではごま豆腐が有名ですが、ごま豆腐をとじた「ごまとろ丼」(レストラン楊柳)もここでしか味わえない物でおいしかったですよ♪
高野山でのお食事は、精進料理はもちろんのこと、このような特産品を使ったここでしか味わえないものを食べると旅の思い出としても残りますよね。
お大師様が生きているとされる聖域・高野山で精神を一旦リセットし、「これから」を見つめ直す良いきっかけになれば良いですね。
高野山観光協会(0736-56-2616)では、レンタサイクルの貸し出しも行っていますのでバスの待ち時間がもどかしい方はレンタサイクルでのスポット巡りも選択肢に入れてみてください!
素敵な旅になりますように☆