こんにちは、旅ブロガーのはまこです!
・門司港レトロへ行ってみたい!けどどうやって行くの?
・門司港レトロへ行く予定があるけどどこに行けばいいのか分からない!
そんな方必見の記事なのでぜひ読んでみてくださーい。
門司港レトロは、福岡県北九州市の門司区にある観光スポットです。
門司港は明治初期に開港してから120年にもなるんです!
その頃の趣のある建物が今でもたくさん残っており、その建造物を大正レトロ調に整備されたのが門司港レトロと呼ばれる地域なんです。
実際に門司港レトロをお散歩(というかがっつりウォーキング?w)してきたので
それを参考にガイドマップを作りました!
門司港は小倉駅(新幹線の停車駅)からも電車ですぐなので気軽に立ち寄ることができますよー。
この門司港レトロのガイドマップを参考に観光していただけると嬉しいです。
では、はじまりー!
門司港レトロお散歩ガイドマップ日帰りツアー
今回は、レトロな街並みが残る門司港を効率よく回れる日帰りの旅程を紹介します。
門司港レトロガイドマップ午前編
門司港レトロの午前中のおすすめ街歩き
- 午前中①門司港駅から出発!
門司港駅は、大正3年に「門司駅」として建設され、その後昭和17年に「門司港駅」に改称されました。
木造二階建ての駅舎は左右対称の造りで、ネオルネサンス様式と呼ばれています。
昭和63年には駅舎として初めて国の重要文化財に指定されたそうです。
1999年には6年間の工事の末、大正レトロ調にリニューアルされ、さらに見ごたえのある駅舎となりました。ホームからすでに趣のある匂いがプンプンします。
広々とした構内は大正時代を思わせるような内装で(大正時代生きてないけど…)レトロ感満載。
関西弁ひよこ心が落ち着く感じやな!
- 午前中②旧門司三井倶楽部
大正10年に三井物産の社交倶楽部として現在の門司区谷町で開業され、後にこの地に移転されました。
なんと、アインシュタイン博士も福岡での最後の講演の際に宿泊したことのある歴史的な建造物なんです。
2階にはその部屋が当時のまま保存されており、アインシュタインメモリアルルームとして見学もできます(有料)
こちらの建物もまた、国の重要文化財に指定されているんですよー。関西弁ひよこへぇ~
あのアインシュタイン博士が!■旧門司三井倶楽部所在地:北九州市門司区港町7-1
TEL:093-321-4151(レストラン:093-332-1000)
休館日:年中無休 ※レストランは不定休
営業時間:9:00~17:00※当面の間は10:00〜17:00
入館料:2階(アインシュタインメモリアルルーム及び林芙美子記念室)のみ有料(大人150円、小中学生70円) - 午前中③旧大阪商船
旧大阪商船は、大正6年に建てられた八角形の塔が特徴的な、大阪商船門司店を修復した歴史的建造物です。
当時は門司港から1ヶ月の間に60隻もの客船が出航しており、この大阪商船ビルはその拠点の一つとして、1階は待合室、2階はオフィスとして使用されていたそうです。
現在、1階は「わたせせいぞうギャラリー」として、わたせせいぞう氏(漫画家、イラストレーター)の作品が展示されています。
そして、この建物は国の登録有形文化財に登録されています。■旧大阪商船所在地:北九州市門司区港町7-18
TEL:093-321-4151
休館日:年中無休 ※わたせせいぞうギャラリーは年2日休み
営業時間:9:00~17:00※当面の間は10:00〜17:00
入館料:無料。わたせせいぞうギャラリーのみ有料(大人150円、小・中学生70円) - 午前中④ブルーウィングもじ(はね橋)
ブルーウィングもじは歩行者専用のはね橋で、「恋人の聖地」として認定されており、カップルで渡ると幸せになるとか(ならないとか)
関西弁ひよこならんのかいっ
橋が上がる前に閉鎖されるので20分後に閉じるまで橋は渡れません。興味のない方は回り道してください。。
関西弁ひよこ興味あるでっ
1日に6回、音楽とともにゆっくり開閉します。
なかなかタイミングが難しいかもしれませんが、橋が閉じて最初に渡ったカップルは一生結ばれると言われているので一度恋人と来てみませんか?
カップルがいっぱいいたら競争になるかもしれないので準備運動を(嘘)関西弁ひよこ運動靴履いて行かな!
■ブルーウィングもじ所在地:北九州市門司区港町4-1
橋が上がる時間:10、11、13、14、15、16時 - 午前中⑤旧門司税関
旧門司税関は、明治45年に煉瓦造り瓦葺2階建構造で建設され、昭和初期までは、税関庁舎として使用されていました。
平成6年には赤煉瓦を特注し、建物の復元を行い、
1階は広々とした天井吹き抜けのエントランスホールや休憩室、
喫茶店などがあり、3階は関門海峡を一望できる展望室になっています。
2007年には近代化産業遺産に認定されている建造物です。■旧門司税関所在地:北九州市門司区東港町1-24
TEL:093-321-4151
休館日:年中無休 ※喫茶店は不定休
営業時間:9:00~17:00※当面の間は10:00〜17:00
(喫茶店は11:00~17:00)
入館料:無料 - 午前中⑥門司港レトロ展望室(31F)
門司港レトロ展望室は、日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計したマンションの最上階31階にある展望室です。
地上103mのガラス張りの展望室からは、関門海峡や対岸の山口県下関市まで見ることができますよ。
22時まで営業しているので夜景も楽しめますね。
展望室にはカフェも併設されているので、お茶を飲みながらくつろぐこともできますね♪関西弁ひよこめちゃ良い景色やんか
■門司港レトロ展望台(31F)所在地:北九州市門司区東港町1-32
TEL:093-321-4151
休館日:年4回不定休
営業時間:10:00~22:00 ※入館は21:30まで※9月より当面の間、曜日限定で夜間営業を再開
金・土・日・祝 10:00~21:00(最終入館20:30)
月~木 10:00~17:00(最終入館16:30)
エアーズカフェ 10:00~17:00(OS16:30)入場料:大人300円、小中学生150円
- 午前中⑦路面電車(展示)
門司港レトロ展望室のすぐ近くに昭和時代に活躍していた路面電車が展示されていました。
看板には「ワンマン(ボギー車)100型」と書かれています。
電車には詳しくないのでわかりませんが、昭和15年に作られた電車で、昭和の間に100型はすべて引退したそうです。
この展示された路面電車は、北九州小倉南ライオンズクラブから寄贈されたもの。関西弁ひよこ車内は見学できんの残念やな~
門司港レトロのローカルグルメランチ
★元祖瓦そば たかせ
海峡プラザ2階にある「元祖瓦そば たかせ」の瓦そば
1962年に創設者によって生み出された瓦そばは、今や山口県の郷土料理として親しまれています。
このお店独自のつゆにつけて食べるんですが、牛肉や錦糸卵とのバランスも最高で、アツアツの瓦で茶そばがパリパリになったとこがこれまたおいしいんです~^^
お時間があればぜひ食べてみてください!
食べたい食べたい!
所在地:北九州市門司区港町5-1海峡プラザ西館2F
TEL:093-322-3001
定休日:水曜日 ※お電話にてお問合せください。
営業時間:11:00~20:00(L.O.19:30)
門司港レトロガイドマップ午後編
門司港レトロの午後のおすすめ街歩き
- 午後①ノーフォーク広場
路面電車の展示のところから海沿いの遊歩道を約20分ほど歩くとノーフォーク広場に辿りつきます。
もう関門橋も見えてますねー。
20分も歩いたので関門海峡を眺めながらベンチで一休みしてください! - 午後②和布刈神社(めかりじんじゃ)
ノーフォーク広場から遊歩道を少し歩いたところにあります。
和布刈神社は九州の最北端に鎮座する神社なんです。
御祭神は、天照大神の荒魂「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ)」というちょっと何言ってるのかわかんないぐらい難しいですが、別称「瀬織津姫」と呼ばれている月の女神です。(そっちなら覚えられるw)
導きの神様とも言われています。
交通安全や、良縁、恋愛成就などさまざまなご利益があるようです。関西弁ひよこ良いご縁に恵まれますよーに!
和布刈神社は関門海峡に面しています。
もう関門橋のほぼ真下ですね。関西弁ひよこすごいとこにある神社やな!
■和布刈神社(めかりじんじゃ)所在地:北九州市門司区門司3492番地
TEL:TEL(093)321-0749
営業時間:9:30~17:00 - 午後③関門トンネル(人道入口)
和布刈神社のすぐ近くに関門トンネルの人道入口があります。
関門海峡の下にある関門トンネルは全長780メートルで、福岡県(門司)と山口県(下関)を繋いでいるので関門海峡を歩いて渡れるんです!
上は車道、下は人道。エレベーターで地下60メートルまで下ります。関西弁ひよこめっちゃ下りるやん…
なんだろう、、この圧迫感。。。
もし今関門トンネルが壊れたら…という妄想をしながら歩いてきました(;´・ω・)関西弁ひよこちょっと怖いな
15分ほどでトンネルを渡り切れました(ちょい速足で)
ジョギングをしてる人が多かったです。下関に到着すると、源平合戦の最後の舞台となった壇ノ浦に面しているみもすそ川公園があります。
みもすそ川公園には、攘夷戦争や下関戦争で使用された長州砲の複製、壇ノ浦砲台跡がありました。
お時間がある方は下関でおいしいフグでも食べてみてはいかがでしょう^^
では、戻りましょう!関西弁ひよこわ~フグいいなぁ~
下関側はエレベーターで55メートル下ります。
下関側の方が5メートル高いんですねぇ。関門トンネルを歩いている間、ビビりなので早く向こう側に着くことを考えて速足になってしまいましたが、みなさんはせっかくですので関門トンネルを堪能してくださいねw
門司側と下関側で記念スタンプを押すと、
「関門TOPPA!記念証」がもらえます。
詳細は関門トンネルのエレベーターホールに置いているこのスタンプの台紙をご覧ください。関西弁ひよこ記念証は何種類からか選べるでっ
■関門トンネル(人道)所在地:北九州市門司区門司
休業日:なし
通行可能時間:6:00~22:00
通行料:歩行者無料、自転車・原付 20円 - 午後④鎮西橋公園
鎮西橋公園は海峡プラザの近くにあるんですが、また後でアクセス方法をお話ししますが、ここまで徒歩かバスかトロッコ列車で戻ってきてくださいね。
(往復徒歩だとかなり足が疲れるので片道だけでもバスかトロッコ列車をおすすめします…)
鎮西橋公園には何があるかって聞かれると、
この「mojiko」のモニュメントしかないです、ハイ(笑)
でも何となく見たくないですか?
私めっちゃ探しました。このモニュメントw関西弁ひよこその土地にしかないもんなっ
■鎮西橋公園所在地:北九州市門司区港町3-14
- 午後⑤三宜楼(さんきろう)
三宜楼へ行くならついでに栄町銀天街を通ってみましょう!
下町のような商店街ではグルメやショッピングが楽しめますよー。
さて、話は戻りますが、三宜楼は昭和6年に建てられた木造3階建で、現存する料亭の建屋としては九州最大級なんです。
昭和30年頃に廃業したのですが、のちに発足された「三宜楼を保存する会」が募金や署名によって所有権を取得し、その後北九州市に寄贈されたそうです。
1階には「三宜楼茶寮」があり、フグなどのお食事がいただけます。関西弁ひよこフグ……ジュルッ
■三宜楼所在地:北九州市門司区清滝3-6-8
TEL:093-321-2653(三宜楼茶寮:093-321-2651)
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)
営業時間:10:00~17:00
料金:無料 - 午後⑥九州鉄道記念館
九州鉄道記念館は、九州鉄道発祥の地・門司港レトロに建つ鉄道の記念館です。
九州で活躍した歴代9車両の展示のほか、5つの列車が走るミニ鉄道もあります。
本格的な設備で本物と同じような運転体験ができるミニ鉄道は日本初。
1回300円で運転体験ができるって貴重ですよね。
せっかくなので体験してみましょう!関西弁ひよこするするー!
■九州鉄道記念館所在地:福岡県北九州市門司区清滝2-3-29
TEL:093-322-1006
休館日:第2水曜日(但し7月/第2水・木曜日、8月は無休)
営業時間:9:00~17:00
入館料:大人300円、中学生以下150円(4歳未満は無料) - ゴール!!門司港駅
門司港レトロお散歩ガイドマップ:移動方法
★門司港駅から関門トンネル人道入口までの移動手段★
手段① バス
「門司港駅前」から「和布刈行き」(74系統)の西鉄バスに乗車→「関門トンネル人道口」で下車
所要時間:約15分
運賃:230円
門司港駅前から和布刈行きの時刻表はこちら。
ただし、1時間に1本ほどしか走ってませんので、お時間が合わなければ先に門司港レトロを可能なところだけ観光し、近くのバス停から乗車する方が良いかもしれません。
途中のバス停から乗車するならこちらのバス停・時刻表検索もご覧ください。
手段② トロッコ列車「潮風号」
トロッコ列車は門司港駅から徒歩3分の「九州鉄道記念館駅」から乗車します。
しかし、トロッコ列車は運行日が決まっており、2021年3月6日(土)~8月31日(火)の土・日・祝日(ただし、3月25日~4月4日、4月29日~5月5日、7月17日~8月31日の間は毎日運行)
※9月~11月は列車検査のため運休予定。
トロッコ列車は、九州鉄道記念館駅ー出光美術館駅ーノーフォーク広場駅ー関門海峡めかり駅に停車します。
トロッコ列車もまた、お好きな駅から乗車できますが、始発駅で満席の場合途中の駅から乗車することはできません。(何せすでに満席なもんで)
そらそやな
頻繁に乗り降りする場合は1日フリー券やクローバー切符(下関唐戸も観光するなら)がお得です。
所要時間:10分
運賃:大人片道300円、小児150円
時刻表はこちら
手段③ レンタサイクル
電動アシスト自転車などがレンタルできます。
場所:JOYiNT門司港ターミナル(門司港レトロ駐車場の目の前)
展示されていた路面電車の近くですね。
利用料金:800円
時間:10:00~18:00(11~3月の間は17:00まで)
レンタサイクルの詳細はこちら
マップを見れば一目瞭然なのですが、ノーフォーク広場、和布刈神社、関門トンネル人道入口などは少し離れています。
私は往復歩きましたが、バスに乗れば良かった…と少し後悔しましたw
トロッコは土日祝しか運行していないし、バスの待ち時間なども考えるとレンタサイクルが一番動きやすいような気がします!
ウォーキングがてら歩いてもいいで!しんどいけど!
門司港レトロお散歩ガイドマップまとめ
門司港レトロをお散歩ガイドマップとしてご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回ご紹介したのは以下の13スポットです。
・アインシュタイン博士も宿泊した旧門司三井倶楽部
・八角形の塔が特徴的な旧大阪商船
・音楽とともに橋が開閉するブルーウィングもじ(はね橋)
・赤レンガで復元された旧門司税関
・夜景もキレイな門司港レトロ展望室(31F)
・昭和時代に活躍していた路面電車(展示)
・関門橋のビュースポットとして人気のノーフォーク広場
・九州の最北端に鎮座する和布刈神社(めかりじんじゃ)
・関門海峡を歩いて渡れる!関門トンネル(人道)
・mojikoのモニュメントがある鎮西橋公園
・現存する料亭の建屋として九州最大級の三宜楼(さんきろう)
・車両の展示のほか、リアルな運転体験もできる九州鉄道記念館
お気に入りのスポットは見つかりましたか?
カップルで渡ると幸せになれるはね橋であったり、夜景がキレイな展望台があったり、門司港レトロはデートスポットに最適かもしれませんね。
でも私は一人でも楽しかったですよ!(強がりじゃなくw)
大正レトロ調に綺麗に整備された街を歩くだけでも気分が上がります♪
小倉駅からも電車ですぐですので、お時間があれば門司港レトロまで足を延ばしてみてください。
逆に下関からでもOK!
この門司港レトロお散歩ガイドマップを参考に、素敵な旅になりますように。
Have a good trip♪